小説の本文についてWordPress設定覚書

設定をして実際どんな見た目になったかはこちら↓

こちらの方法は、2024年4月時点で通用する情報です。
いずれ効かなくなる可能性もあるので注意してください。

文頭の字下げ

私は使用しているテーマの都合上、クラシックエディタで投稿を書いています。
が、さて。クラシックエディタ使用時、WordPressで字下げを行おうとするとこうなります。

編集画面での文章
実際に見える画面
矢車
矢車

下がってない…! なぜだ…!

なぜだか不明ですが一字下げが意味をなしていない状態となっています。
この現象は編集画面でもビジュアルエディタとテキストエディタを切り替えるだけでも発生します。
本文後にコード付け加えたいな→ビジュアルエディタに戻す→一字下げが消えてる、という感じです。

対処法(力技)

対処法としては力技ですが、テキストエディタで全角スペースを入れることで解決しました。

<em> </em>

上記を行頭に入れることで、強制的に一字下げを保持しています。
(divで段落ごとに囲うのはなんか違うし、スペースだけ保持したいんだよなとした結果こうなりました。良いやり方であるかは知らない)

コードを辞書登録して使用するのがちょうどいい気がします。(本当はボタン1個か自動で反映できるようにしたい気もしますが、WordPressのテーマ変える気力がなかったです)

文章を縦書きにする

私の文体はどちらかというと縦書きの文章寄りなのと、やはり読む時には縦で読むのが本で慣れ親しんでいるので、サイトに載せる文章は縦書きにしたいな〜と考えていました。

対処法

こちらの希望はすぐに解決しました。カスタマイズの追加CSSに下記を入れて反映するだけです。
CSSの説明は細かくしませんが、上2行で縦書きに設定、次の4行で本文部分の枠を決めて、最後に横方向のスクロールを可能にする設定を書いています。

.tategaki{
	writing-mode: vertical-rl;
	-ms-writing-mode: tb-rl;
	
        max-width:768px;
	height:650px;
	padding:20px;
	margin:auto;
	
	overflow-x: scroll;
}

投稿編集画面でこちらの設定を、タグのclass属性に記入するとあら不思議。縦書きになります。
この方法なら文章の全部が縦書きになることもないので一安心です。

次の課題としては横書きと縦書きを切り替えられるようにすることでしょうか。
こちらもできたら追記します。

ルビをふる

WordPressの標準ではルビを振ることはできません。なのでルビを振りたい時はこちらで頭を捻る必要がありました。

対処法1:Rubyタグを手打ち

テキスト画面に移動した後、下記のHTMLタグを手打ちする方法です。

<ruby>
  鬼天竺鼠
  <rp>(</rp>
  <rt>カピバラ</rt>
  <rp>)</rp>
</ruby>
矢車
矢車

な、ながーーーい(まあrpはいらないっちゃいらないけど)

ルビを振る箇所が少ない場合はこれを手打ちで打つのがありかな〜とは思いますが、小説によってはルビ祭りになるので(文体が硬いと特に……)ちょっとやりたくないです。

プラグインを導入(現在こちらを採用中)

WordPressプラグインの「WP-Yomigana」を導入しました。
導入方法は前回投稿と重複してるのでそれで気になる人はやってみてください。

導入した結果としては、編集画面で単語を選択→⌘(Ctrl) + Alt + Rを押すとルビが振れるようになりました。
画面上でルビを入力すれば、ビジュアルエディタ上でルビが振られています。

実施してみての課題

サイトとしての形はだいぶ整えられてきたな〜と思っていますが、まだ運用面とか、ユーザビリティでの課題はあると思っています。次はそちらについて取り組めたらなといったところです。(戒め)

「こうしたいのにい!!!」と私のように苦しんだ人を減らすためにまた細々と何かあったら書きます。

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