Googleサイトで自創作紹介ページを作る

個人サイトとは全く別のレイアウトで、「こういう作品です」をお知らせできるサイトを作りたかった創作オタクの備忘となります。

2024年6月時点での情報となっております。
ころころUIが変わるのでそこは注意してください!

Googleサイトを触ってみた

Googleサイトを選んだ理由

理由1:無料

GoogleサイトはGoogleのアカウントさえ持っていれば、基本的に無料で使用することができます。
定期的に更新しない、かつページ数の少ないホームページ(なによりお試し)であれば、十分ありかなと思い検討しました。

理由2:最初からコードを書かなくてもサイトが作成できる

一からHTML、CSS、JavaScript……と考えるのは、趣味のサイトに割くには大きな労力です。できるのであれば楽に作りたい! 公開も楽にしたい!(FTPとか使いたくない!)
Googleサイトはその分パーツを挿入するだけで、おおよそはなんとかなるので面倒臭がりな矢車には大変Goodでした。

矢車
矢車

ネタバレ:結局一部コードは書きました(中途半端に凝り性だったのが敗因です)

理由3:広告が出ない(一番重要)

世の無料で使わせていただけるサービス、大変ありがたいのですが広告が多かれ少なかれ出ます
普通のサイトであればさして気になりせんが、今回あくまで作りたいのは「作品の紹介サイト」。よくある漫画広告などが入ったら世界観が崩れかねません。
なので広告なしで運用できるGoogleサイトはうってつけでした。

Googleサイトの触り方

手順

実際にサイトを作ってみる

使った機能

編集ページ右側にあるパーツをダブルクリックで選択〜配置をドラッグで決定することで、直感的にページにコンテンツを追加できました。
その中で私が利用した機能は以下のものです。

  • ページの作成(トップとキャラ紹介用)
  • テキスト、画像の挿入
  • ボタンの配置
  • 画像カルーセル(画像のスライドショー)の配置
  • ファビコンの設定
  • コードの埋め込み ※後述

たくさん追加できるものはありましたが、作品の紹介ページ程度ならこれで十分できました。
(Googleのスライドとかスプレッドシートとかも使えるみたい)

キャラクター表示を変更したい!

公式キャラクター紹介ページによくある、アイコンを選択するとキャラクターが切り替わるアレ
アレは流石にGoogleサイト標準のパーツで再現できなかったため、致し方なくコードを埋め込んで対応しました。(見る人が見たら不格好ですが……)

<div>
  <ul> //アイコンのリスト
    <li><img src="画像" id="ID" width=65%" height="auto" alt="" /></li>
    <li><img src="画像" id="ID" width="65%" height="auto" alt="" /></li>
 </ul>

  <div id=""> //紹介スペース
  <img src="画像" id="ID" width="80%" height="auto" onselectstart="return false;" onmousedown="return false;" style="pointer-events: none;">
  <h2 id="name">キャラ名</h2>
  <p id="par">紹介文</p>
  </div>
</div>

<style>
   ul {
      display: flex;
      height: 100px;
      overflow-x: scroll;
      overflow-y: hidden;
      justify-content: center;
      margin-block-end: 0px;
    }
   li {
      list-style: none;
    }
  h2 {
      font-size:22px;
      margin-block-start: 0px;
      margin-block-end: 0px;
  }
  p {
      font-size:16px;
  }
   img{
      /* SPの長押し禁止 */
      -webkit-touch-callout:none;
      -webkit-user-select:none;
      -moz-touch-callout:none;
      -moz-user-select:none;
      user-select:none;
   }
  #prof {
  text-align:center;
  }
  @media (max-width:480px)
  {
  ul{ height:50px; }
  h2{ font-size:18px; }
  p { font-size:14px;}
  #prof img { width :70% }
  }
</style>
<script>
  const pushBtn = (btn,src,name,par) => {
    document.getElementById(btn).onclick = function(){
      document.getElementById("pics").src=src;
      document.getElementById('name').textContent=name;
      document.getElementById('par').innerText=par;
    }
  }
  pushBtn("ID","画像URL", 'キャラ名','紹介文')
  pushBtn("ID","画像URL", 'キャラ名','紹介文')
</script>

特に苦戦したところは画像の埋め込み方。もし今後似たようなことしたいよ、という人のために備忘を残します。

画像の埋め込み方

「ウェブからの埋め込み」では、外部サイトの画像しか埋め込むことができません。Googleサイトの直に画像をアップロードしてそのパスをimgタグに設定する、といったことができないので、今回は「Googleフォト」にアップロードした画像のパスを利用する形で対応しました。

手順

最初はSTEP2のリンクをそのまま貼ったのですが、正常に画像が表示されず。(1回目でうまく行っても2回目で表示されない、そもそも出てこないなど……)
別案だったドライブの画像はGoogleさんの変更で外部サイトで表示できないようになった……。
ということで、回りくどいですがこの方法に落ち着きました。

完成品

完成品はこちらです。それっぽいレイアウトのものが作れたかな〜と思ってます!
自創作がたしかに「ある」と感じられて心も潤いました。
ざっくりした備忘ですが、だれかに役立つことを祈って。

アペニンビル1Fより
Synopsis

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